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少子化の心配は不要論

続ナチュラル☆ライフ実践メルマガ 第30回

医者にもクスリにも頼らないまなざし

～1回わずか10分！常識に挑戦し、知的ナチュラルライフを応援するマガジン～

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第30回
今日のテーマ：「少子化問題」を考える

このメルマガか得られるメリット

●「少子化」って本当に問題なの？そのイミとワケが分かる！
●歴史を見ればその不自然さが見えてくる！そのイミとは？
●140年でなんと4倍！？そこに秘められたイミが分かる！
●悲観的な情報への抵抗力を養おう！そのヒントが得られる。

こうしたことが分かるようになります。
それでは本文にご案内しましょう。

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「少子化問題」


子供はどんどん減っていく。反対にお年寄りはどんどん増えていく。結
果として、人口は減少していく・・・。


いま日本の人口は1億3000万人ですが、100年後には7000万人にまで減って
いくといわれます。


“このままでは日本は危ない！”
”子育て支援が急務だ。”
“なんとか出生率を上げなくては！”


とかく少子化は、悲観的に語られがち。


でも、


ちょっと極端ではないかと思うのです。悲観的に語られることで問題への
冷静な対処を見誤っているように感じるのです。


今回は「少子化」を考えることでナチュラルライフに必要なざしを養って
いきましょう。


少子化を考える上で大切なのは、歴史を見ること。人口に注目してみると
問題の本質が見えてくるのです。


歴史を見れば日本の人口は、だいたい3000万人で安定していたといわれます。


実際に今から140年前、明治維新の頃の人口は約3000万人。でもこの時期
を境にその後は、増加の一途をたどっていきます。


1945年、終戦の年には7200万人。1966年に1億人を突破。そして今が１億3000万
人ですから、この140年で4倍以上、この60年で2倍以上になっている。明
らかに膨張していることが分かります。


もしこのペースで増えていけば、60年後の2070年には今2億6000万人。
もしくはそれ以上になってしてしまう・・・。それでも「少子化は問
題なのか？」ということです。


今後も人口は増え続けていく、それは食糧や環境といった面からみても不
可能と言わねばならないのです。いまの少子化は膨張してきた人口に調整
がかかっていると考えるのが自然です。「自然界は極端を嫌う」というわ
けです。


実際に、膨張する人口を吸収し、食糧の確保に狙ったのが日中戦争、太平
洋戦争の遠因になったという指摘もあるのです。
（『食べる日本史』　樋口 清之著　朝日文庫　参照のこと）


また現在も、食糧自給率はカロリーベースで40％を切っています。自分た
ちの口は自国で養うのがルールなら、やはり少子化は必然として起きてい
ると考えるべきではないでしょうか？


“少子化、少子化”と叫ばれますが、もっと冷静になる必要を感じます。


少子化は「保険制度」の問題である。


誤解を恐れずに言えば、ただそれだけのことに過ぎません。


年金制度は、人口が増えていくのを前提にしています。もらう人が増えて、
払う人が少なくなるのだから当然、破綻は目に見えている。


こうした医療保険や年金などの崩壊をカモフラージュする。その目的で少
子化を取り上げ騒いでいる、そんな風にも思えてしまうのです。


ネズミに最高の環境と十分なエサとを与えれば一定数までは急速に増えて
いく。でもそれ以降はどうやっても増えないといいます。これと同じで、
いくら保険が大事でも、どんなに保証を厚くしても、“産めよ・増やせよ“
にはなりにくい。いや絶対にならない。


これまで明らかに人口は膨張してきたわけだから、少子化も自然現象。


とかく悲観的なニュースばかりが目立ちます。殺人事件や若者による凶悪
犯罪なども耳にしない日はありません。でも殺人事件や少年犯罪も1960年
前後に比べて明らかに激減しているのも一方の事実なのです。変わったの
は「マスコミのセンセーショナルな扱い方にある」、そうした指摘だって
あるのです。
（『か弱き、純真な子どもという神話』和田 秀樹著 中公ラクレ刊　参照のこと）


もっと、自然界を師に仰ぎ、冷静に、そして優雅に構えたい。最近のニュ
ースを聞くにつけ、そんなことを思います。


「知の悲観主義・意志の楽観主義」


ロマン・ロランの言葉です。悲観・楽観、どちらに傾くのでもなく、大ら
かに過ごしたいものですね。


今回は「少子化」について考えてみました。次回もお楽しみに！



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