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ナチュラルライフのまなざし第10回  「福島稲作農家の現状」

今回のテーマ 「水俣の復活と福島稲作農家の現状」
● 福島の稲作農家の現状とは……!?
● 無農薬の組合が、農薬を使って売らなければならなくなる意味とは……!?
● 被災地のコンビニエンスストアに並ぶ写真集。
● 福島農家の語る水俣市復興の3つのスローガンとは……

________________________________________


「あきらめなさい」

「覚悟しなさい」

「本物を造りなさい。」



水俣病で有名な水俣市。
水俣病が広がったとき、農村の経済が徹底的なダメージを受けました。



その水俣市は、いまでは無農薬栽培に先進的に取り組む地域になっています。
ナチュラル・ハーモニー代表の河名も、水俣市の農協に何度か講演に呼ばれているほどです。
農協が、自然栽培に関心を示されるなんて、いままでは考えられないことでした。



水俣市に、どうしてそんな方向転換ができたのか。



そのときのスローガンが
冒頭の三つのキャッチフレーズだったそうです。



水俣病という汚名を背負ったところから立ち上がろうと懸命に戦われたのだと思います。
今、福島の農家は水俣病の時の水俣と、まさに同じような状況にあります。



先日、あるお米の食味コンクールに、ご縁をいただいて出席してきました。



その席で、福島の稲作農家の講演がありました。
自然栽培の農家さんではありませんが、無農薬に長年取り組んでいらっしゃる方でした。



被災地の状況をお伝えするのにいい内容と思い、今回お伝えさせていただきます。



なにも、やみくもに福島の農産物を食べようと言いたいのではありません。



今回の原発事故の代償がいかに大きいか。

農村で生きる人がいかに、その土地とつながって生きているか。

そしてそれが本来の姿であることを感じていただければと思うのです。



本来の姿が壊れたからこそ、心に傷を負う人が多いのです。



しかし、だからこそ乗り越える日本人、東北関東の人たち、
そして傷みを分かち合う多くの人々は、新たな建設ができるのだと思うのです。



「最初に、福島県民移住を受け入れてくださった全国の方々に感謝申し上げます。」

この言葉から講演は始まりました……



私たちは、いまだ立ち直れるかどうか分からない状況です。



昔から土作りをしてきました。
代々、先祖が守ってきた土地を美しい土地を守り伝えるために
安心安全な農業を求めてやってきました。



原発については、今もなお深刻な問題で、深刻に悩んでいます。



現状、450万円分のお米の在庫があり、
それが売れなければ年末支払いができなくなるといいます。



そうすれば、ブラックリストにのって破産する可能性があります。



何十年も米つくりをやってきました。
無農薬で稲作りをやってきたのです。
楽しみにしているという人がたくさんいました。
しかし、ぱったりと買い手が減ってしまった。



自分たちの組合は、無農薬で作る組合でした。
しかし、無農薬では震災以降、販路が開拓できていないというのです。



無農薬を求める方は、
放射性物質を気にされる方が当然多いことも影響しているのだと思います。



そうするとどうしても、農協で売るしかなくなります。
農協での販売は、農協から農薬や肥料を購入することがセットです。
だから、農薬を使わなくてはならなくなる。



悩んだ結果、組合員各自が自己責任で決断して、
農協に販売するかどうかを決めることになりました。



今更、農薬を使った栽培はできない!

考え抜いた末、なんとかなるのではないかと思い、今年の米も作ったそうです。
4月はじめまで、稲を栽培することすらできるかどうかという環境だったといいます。



そして、
作っても売れるかどうかはわからないし、
作ることがいいかどうかという思いもありました。



しかし、
作らなければ先祖から守ってきた農村の環境を守り続けることができない!



だから作付けをしました……。



そんなことが続き、
今まで丈夫で強い人でも心配ごとが多くなり、体調を悪くしている人が多いといいます。



売り場で福島の米は気持ち悪くて食べられないという声も、たくさんあります。



正直つらい……



それでも
応援してくれる人がいるかぎり取り組みたい。



22年度産ですら売れないことは残念だった。
隔離していて放射性物質が出ていなくても売れなくなってしまった。



消費者の心理としては理解できるが、
福島のトマトなども、放射性物資がまったく検出されていなくても、
売りあぐんでいた現状はあり、
検査検査といいながら、検出されてなくても売れないとなると、農家の心理はさらに苦しくなる。



米造りのことを、消費者にもっと伝えていかねばならないと思ったという。



そんな中、宮崎の口蹄疫で苦労した方々が、田植えを手伝いに来てくださった。
口蹄疫で苦労されているときに、ボランティアに来てくれた人があったそうです。
その恩返しとして、今度は自分がなにか役に立ちたいといって、
田植えに来てくれているのです。



そんな状況があったとしても……
仲間で命を亡くした人もいる。家も津波で流され、4ヶ月の子供と奥さんを亡くした人もいる。
いのちがあるだけいい。そう思ってやっていると……



東北の被災地に行って、思うことがあります。
被災地では、コンビニエンスストアで、震災や原発の記録写真や特集記事の載った雑誌よりも、
美しかった過去の郷土写真集が並んでいます。



それだけ、現実が厳しかったということだと感じる瞬間。



最後にその稲作農家の方がおっしゃいました……



水俣病で有名な水俣市。
現在では、無農薬に町をあげて取り組んでいらっしゃいます。
その水俣市が、水俣病でおかされたとき、地域の農業を復興するときの、
3つのスローガンがありました。そして、冒頭の三つのフレーズを口にされたのです。



「あきらめなさい」

「覚悟しなさい」

「本物を造りなさい。」



1から出直して本物を作るという覚悟が今の水俣をつくったのです。



「あきらめなさい」は
今までどおりにはいかないこと、
これまでの歴史、積み重ね、美しい郷土は
もはやないことを「あきらめなさい」という言葉に込めたのだといいます。



「覚悟しなさい」は、
なみなみならぬ道であることを覚悟しなさいという言葉。
そして信念をもって乗り切る覚悟を持つという意味。



「本物を造りなさい」は、
本物を造ることで、
信頼を回復することの大切さをこめた言葉。
安心安全で汚名がかかったのだから、
その安心安全にできることから真正面に向き合おうとしたのだそうです。



私たちも、
福島で20年かかろうと30年かかろうと安心安全なもの、
そして本物を作り、郷土の自然環境を守り続けていく気でやる覚悟だとおっしゃっていました。



その言葉が、
なみなみならぬ熱意と覚悟に満ちていて、会場が異様な熱気を帯びていました。



そして、このコンクールでは福島県の方が、3名、金賞を受賞されたのでした!
もう会場が涙なみだといった感じでした……。



自然栽培に関わらず、
農村を守ろうとする篤農家の方々のエネルギーは、すさまじいものがありました。



司会者がいいました。
あるおばあさんのことばです。
健康はすべての目的ではないが、健康でないとすべてがない。



まさにそのとおり。
その「健康」とは健体康心が語源。



心と体の両方の健康があって初めて成り立つといえます。



放射性物質に今、意識を高く持つ方も多いと思うが、
放射性物質だけでは健康にはなれない。同時に私たちは、
食材におけるさまざまな課題に向き合う必要がある。



農薬・肥料・添加物、電磁波、接着剤、界面活性剤など、
数え上げればきりがないですが、
その一つ一つに向き合っていく必要があるといえます。



そして、この大いなる破壊の上で、本物を本来の世の中を、
人と人とのつながりを取り戻していってこそ、
震災をほんとの意味で乗り越えたといえる気がしています。



そして、震災の禍根が、消費と生産をまた切り裂いてしまわないように、
大地と切り離されて私たちの健康はなく、
大地が汚れた以上、可能な限りその汚れと向き合い、
何年かかろうと浄化していくという姿勢が必要だと感じました。



それとともに子供をはじめ、健康を守るべきは守っていかねばならない。
状況に応じて是々非々で判断しなくてはならなりません。



私たちナチュラル・ハーモニーは「ミッションゼロ」を宣言しました。



自然に沿い、これからもミッションを遂行し活動していく所存です。
このミッションは食べる側と生産する側の両方をむき、
おもんばかることが根底にあります。



それは多くの人が、
本質的に求めている「絆」を私たちになりに言葉にしたに過ぎません。



過去には戻れないが、新たな建設が始まっていると信じています。



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